解散公演「前進か死か」第三弾

「売春捜査官」「ロマンス」「蒲田行進曲」

日程:6月22日(水)~7月3日(日) 会場:滝野川会館大ホール

タイムテーブル

5月・6月に続く第三弾は、「売春捜査官」「ロマンス」「蒲田行進曲」の三本立て!つかこうへいの一周期である7月に、劇団旗揚げの地である滝野川会館で、フィナーレに相応しい三作品を同時上演いたします。

◆作品紹介

「売春捜査官」

つかが岸田國士戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」の主人公、木村伝兵衛部長刑事を女性に変え、大分市つかこうへい劇団旗揚げ公演として96年に初演されたバージョンです。女性差別、在日韓国人、同性愛など、つかが90年代の社会問題を大胆に取り上げた問題作として注目されました。以後、99年にはソウルで韓国初の日本語公演を行い、日本文化開放の先駆けとなりました。

「ロマンス」

和歌山国体の水泳1500m決勝前夜、だれもいない会場でシゲルに肩を抱かれてから、自分のすべてをシゲルへとささげた花村牛松。優勝候補といわれた牛松は、シゲルをオリンピックに行かせるため、わざと負けることを決意する…。

1979年に初演された、つかこうへいの初期の代表作「いつも心に太陽を」を改題し、吉田智則(6月「ALL THAT 飛龍伝」に出演)・安村和之の主演で上演されました。その後、1999年にはテレビドラマ化。劇団の代表作として、さまざまなキャストで再演を重ねています。

「蒲田行進曲」

映画スター銀ちゃんと大部屋俳優ヤスとの奇妙な友情と、その二人の間を揺れ動く女優小夏の恋…。強行すれば命を落とす名シーン「池田屋階段落ち」をめぐり、三人の揺れ動く姿を描く物語。
1980年紀伊國屋ホールで初演。同年、第15回紀伊國屋演劇賞を受賞しました。以後、書籍化、映画化も行われ、第八十六回直木賞受賞、第6回日本アカデミー賞をはじめ映画界の各賞を多数受賞しています。

8本連続の解散公演、大取を飾るのは、名実ともにつかこうへいの代表作となった「蒲田行進曲」です。